「あなたは本当に必要なモノが何なのか、わかっていますか?」
どうも、ももじろーです。
堀江貴文さんの最新著書【捨て本】
ホリエモンこと、堀江貴文さんの著書【捨て本】を読みました。
【捨て本】
今回は【捨て本】を読んだ感想を素直にまとめていきますね。
捨て本ってどんな本??
捨て本というタイトルから「モノを捨てる話」なんだろうなと想像する方が多いと思います。
ズバリ、そうです。
この本の始まりで語られる「ナスビさんチョッキ事件」・・・
堀江さんが幼稚園の頃に大切にしていた、ナスやニンジンなどのファンシーな野菜の絵が書かれたチョッキを母親が堀江さんに無断で知人の小さい子にあげてしまった事件。堀江さんはその時、数日間涙が止まらないほど悲しんだそうで、その時の喪失感は今でも鮮明に思い出せる程とのこと。
その事件を原体験として、堀江さんがあらゆるモノを捨てることで、なにを得たのか?この先どこへ向かうのか?ということがとても分かりやすく書いてありました。
現在堀江さんは、家すら所有していない
家、仲間、プライド、気配り、車、人間関係、結婚。
その全てを、僕らの知るそれらよりも遥かに高い水準で一度手に入れているのは間違いない。
確実に僕よりいい家に住んでいたと思うし、僕よりいい車に乗っていたし、めちゃくちゃ可愛い女の子とデートしてるはず。
誰よりも時代の先を進む堀江貴文という人間は、「一度全てのモノを手に入れた」人間といっても過言はないでしょう。
しかし、そんな堀江さんが現在、ホテルとシェアオフィスを拠点に、家も車も所有せず、最低限の持ち物で生活しているということにとても驚きました。
なぜそんな生活をしているのか??
それは堀江さんが合理的な思考を持っていて、それを実行する行動力があるからとしか言いようがない。
例えば、家族がいなかったら、家族サービスの時間なんてないですよね。ローンを組んで家を建てると必然的に、その土地に拠点を起き続けることになりますよね。
「じゃーそんなモノいらないじゃん。」を実行した結果が堀江さんの現在のライフスタイルです。
捨てることの最大のメリットとは?
そのひとつは間違いなく、「時間」です。
堀江さんが近年いろんなところで語っている印象的なエピソードとして、「お寿司屋さんの修行」についてのお話がこの本にも出てきます。
寿司業界では、一流になるまで10年修行するのが当たり前になっているのだが、堀江さんに言わせればそんなものは「苦労した上の世代が時間をかけないと上達しないというポジショントークで既得権益を守るための勝手な修行である」とのこと。
僕もツイッターでツイートをみかけた時は思わずいいね!したのを覚えています。(その時は、てんぷら屋さんだった気もする)目的が長い修行をしたというブランディングにあるならそれでもいいかもしれませんが、そんな人なかなかいませんよね。
お寿司屋さんの場合、目的が「お客さん」なら10年もかかる長ったらしい「修行」など捨てて目的への最短距離を行けば「その分他の大切なことに時間が使えるから成功の確率も上がるよ!」ってことです。
つまり、「捨てた分だけ、新しい体験が手に入る」ということではないでしょうか。
このようにこの本の中には、今の日本の社会のシステムと、時代のトップをいくビジネスパーソンの考え方とのズレが垣間見える瞬間がいくつもありました。結婚の話なんかもとても面白かったので興味がある方は一度この本を手にとってみることをマジでおすすめします。
最後に
この本を読んだ人ならニヤリとしてくれると思うんですが、この本はもう僕の手元にはありません。
感想文の最後にこんな話が出てくるのはこの本ならではですね。
この本は今朝メルカリでロケットの如く売り飛ばしました。
この本は、大切なのは本そのものではなく、その中身であるということに改めて気づかせてくれました。
さぁ!!みなさんもこの本を買って、はやく売りましょう!!
だってこの本は「捨てるための本」なのだから。
それでは!!
【捨て本】