(2019年9月3日最終更新)
どうも、ももじろーです。
突然ですが、皆さん夜はちゃんと眠れていますか??
「眠りについて満足してますか?」
そう聞かれたとき・・・
胸をはって「満足しています」と言い返すことはできますか??
「満足しています!」と答えることが出来なかった方には今回ご紹介する本はとても学びが多い一冊だと思います。
スタンフォード式最高の睡眠
この本の著者
この本の著者は、アメリカ合衆国のカリフォルニア州に本部を置くスタンフォード大学の「スタンフォード大学医学部精神科睡眠研究所」というところに留学して、睡眠(特に突然眠りに落ちてしまう過眠症、ナルコレプシー)の研究調査を行ってきた西野清冶さんという方です。
多くのアスリートから支持されている「エアウィーヴ」の開発研究にも関わったとのこと。
この本のポイント!
今日から無理なく取り入れられる睡眠ハックが満載!
この本には、
「お酒は睡眠に悪いので止めましょう!」
「23時には布団に入って寝ましょう!」
といった「いや・・・無理っしょ・・・。」となるような「正論ではあるが、現実味のない」改善方法は書いてありません。
あくまでも現代社会を戦うビジネスパーソンに対して「寝る時間増やすのは難しいよね・・・じゃー睡眠の質を高めよっか。」と、優しく寄り添った内容になっていました。
なのでこの本に書いてあることは、時間やルールに縛られることなく睡眠の質を高められる方法や考え方が中心となっています。
例えば・・・
・「お風呂は寝る90分前に入ると良い」というお話。(本の中でなぜその方法がいいのか?ということもエビデンスをしっかり示して解説してくれています!詳しくは読んでください。)
・「徹夜で資料を作成して明日は会社に行かなければいけない時は、まず質の良い100分程の睡眠をとろう」というお話。
この2つのことって時間に縛られなくても今日からすぐ生活に取り入れることができますよね。
そんなタメになることが沢山書いてありました。
この本のキーワード「睡眠負債」とは?
この本が多くの注目を集める要因のひとつが、「睡眠負債」という言葉ではないでしょうか?
この言葉が、何度何度もでてきます。
「今日全然寝てない・・・」
「最近眠りめっちゃ浅くて眠い・・・」
会社や学校でそんな言葉をつぶやいたことはありませんか??
僕たちは前日の睡眠をしっかりとれたか?とれなかった?で「睡眠不足」という言葉を使います。
ですが、睡眠医学の世界では違います。
人が「睡眠時間が足りていないということ」は「借金」をしている状態に近いらしく、睡眠時間が足りていないことで「簡単には解決しない深刻なマイナス要因」が積み重なっていっているそうです。その積み重なった深刻なマイナス要因は、身体や脳に深刻なダメージを与え、回復するには不足分の何倍もの睡眠の利息を払わなければいけない状態になるのです。
だから「睡眠不足」ではなく「睡眠負債」と呼ぶそうです。
この本を読んで睡眠負債を返済していこう!
・夜寝る時間が安定していない
・朝起きる時間も安定していない
・十分な睡眠時間を確保することが難しい日も多い
そんな生活を送って、睡眠負債で借金まみれの僕には目からウロコの一冊でした。
この本に書いてあったことを全て取り入れるのは難しいですが、自分で意識をして取り入れられることは取り入れて日々の睡眠を改善していこうと思うことができました。
↓↓合わせて読みたいレビュー記事↓↓