【シェアリングエコノミー×テクノロジー】これから時代はどう変わる?

シェアリングエコノミー×テクノロジーでこれからの時代はどう変わる?

(2019.9.4更新)

どうも、ももじろーです。

シェアリングエコノミーとは?

最近よく聞く「シェアリングエコノミー」って言葉ご存知ですか??

シェアリング‐エコノミー(sharing economy)

物・サービス・場所などを、多くの人と共有・交換して利用する社会的な仕組み。自動車を個人や会社で共有するカーシェアリングをはじめ、ソーシャルメディアを活用して、個人間の貸し借りを仲介するさまざまなシェアリングサービスが登場している。シェアエコノミー。シェアエコ。共有型経済。      出典:コトバンク

ももじろー
なるほど。よく分からん。

例えば、2013年から本格的に日本市場に参入した【Airbnb】は、全国の空き家・空き部屋を旅行者がシェアするサービス。最近テレビでCMが沢山流れている【coconala】は、得意なことを持て余した人たちが、その得意なことが必要な人にシェアするサービス。クラウドファンディングはお金をシェアするシェアリングエコノミーですよね。

どんなサービスがある?

【シェア×空間】・・・airbib、spacemarket、shopcounter

【シェア×スキル】・・・ココナラ、クラウドワークス

【シェア×モノ】・・・メルカリ、ジモティー

【シェア×移動】・・・UBER、cogoo

【シェア×お金】・・・CAMPFIRE、Makuake

みたいな感じですね。

ちょっと先のシェアリングエコノミーを考えてみよう

iphone8

シェアリングエコノミーはこれからも拡大を続けることでしょう。

例えば、車。

車のシェアリングエコノミーといえばアメリカのUberが代表的ですが、現在Uberは「車の所有者」と「車が必要な人」をマッチングしています。

しかし、この先テクノロジーが進歩していったら、車のシェアリングエコノミーはどう変化していくでしょうか??

車の未来として今考えられているのは、車の自動運転化ですよね。

では、自動運転化が進んで行けば、車のシェアリングエコノミービジネスにどんな変化が訪れるでしょうか??

そもそも個人が車を所有する必要もなくなるかもしれませんよね??

だってUberや他のサービスが用意した車をアプリで呼び出して、それに乗ればいいのですから。

だって考えてみてくださいよ。

僕は車を所持していますが、事故を起こすリスクや車の経年劣化を考慮しなかったとしても、ガソリン代が月10,000円計算で年間120,000円、車の税金が年間35,000円、車の保険料が年間で78,000円の合計233,000円が最低でもかかります。

月々20,000円以内で、Uberが車のサブスクリプションをサービスを実施した瞬間に金銭的側面から車を持つメリットは皆無になります。

その時点で車のメリットって、せいぜい女の子にモテるくらいになるかもしれませんw

iphoneが世に登場した時、最初は一部の人間にしか受け入れられなかった「スマートフォン」。

しかし、気づけば「今どきガラケーを使っているなんてダサい。」という価値観に逆転していましたよね?

気がついたときには「自分の車を持っているなんてダサい」という価値観に世の中が変わっていくかもしれません。

そんな風に、シェアリングエコノミーとテクノロジーの進化が更に進んで行けば「シェアリングエコノミービジネスとAIに仕事を奪われた。」という困った状況になる方も出てくるのではないでしょうか。

モチはモチ屋という言葉がありますが、今の時代わざわざ美味しいモチを買いに定期的にモチ屋に行く人間がどれだけいるのか?(モチ屋が店頭でモチを売って生活できるほどのファンがいれば別ですが。)

更に言えば、街のモチ屋がAIロボットを使ってモチを作り、そのモチをUber eatsで売り自動運転カーに運んでもらう。

そんな時代がもうすぐそこまで来ているのかもしれません。

つまりシェアリングエコノミーを考える時には、ただ単純にシェアリングエコノミーだけを考えるのでなく、一緒に時代を進んでいくテクノロジーの進歩にも目を向ける必要があるということです。

シェアリングエコノミー×テクノロジーで仕事がなくなる?

猫の画像

もちろんテクノロジー技術の発達でなくなる仕事は沢山あるでしょう。

その反面、ロボットやAIにはできないことも沢山あります。

まずクリエイティブな仕事はなくなりません。クリエイティブは個性を売りモノにする仕事なので、まずロボットにとって代わられることはありませんね。

でもたとえば、【子供 ご飯 食べない】といったキーワードを入力したら、それに沿ったお話と絵をAIが瞬時に作り上げて子供に読み聞かせるアプリみたいなものが登場したりするかもしれませんね。インスタントな創作ではありますが、確かに需要はありそうです。そしてそのアプリには子供の性格を学習していくからドンドン子供の好きな傾向のお話を作り出すようになっていったら??多分そのAIが作り出すクリエイティブには価値があるのではないかなと思います。

そして、アーティストが「自身の魂を込めたクリエイティブな作品を売る」という行為も「月額○○し放題」みたいなサブスクリプションの台頭で形態が変わってきていますよね。CDを買わなければ聞けなかった音楽が、今はスマホのアプリで聞き放題。CDが売れなくなりその収入は激減したかもしれませんが、肝心のユーザーと音楽そのものの距離は近づきましたよね??CDを買ってまで聞かなかった人の音楽もサブスクなら聞いてみようかなという気持ちになったりします。

そこを入り口に、ファンになってもらい、ライブに行きてもらい、ファンクラブに入会した人たちがグッズを買ってくれる。

サブスクの登場でアーティストサイドのマネタイズがどのように変わったのかは分かりませんが、確実にひとつ言えることは大きな変化が起こったということです。

どんな形態の仕事もそのままではいられないのかもしれません。

僕が5年間働いていたトラックドライバーは、ルート配送でした。この仕事はシェアリングエコノミーとテクノロジーでどう変化するでしょうか??

まずトラックが自動運転に変わる可能性がありますよね。

ですが、トラックの中で商品を仕分けしたりそれを玄関前に届けるという仕事は多分必要です。

なのでトラックに乗るという仕事自体はなくならないでしょう。ただし、今のように体力に自信があるたくましい男性が必要かと言われると・・・「商品を玄関に届けるだけなら、汗だくの男性よりもお客様受けの良い清潔感のある女性を雇用したい。」と経営者は思うかもしれませんね。

そしたらトラックドライバーは、若い女性の仕事になってしまうかもしれません。

このように仕事自体は、そのまま存在していても、まるっきり需要が変わってしまう仕事もあるのでは?と僕は考えています。

よく、AIの進化でなくなる仕事と残る仕事という仕分け方をみますが、僕は全ての仕事はすべからくひとつ残らず変化すると思います。

みなさんも自分の仕事が、シェアリングエコノミー×テクノロジーでどう変化してくのか考えてみて下さい。すると明日から自分がどう変化していくのかを先回りすることができるかもしれませんよ。

それでは!