(2019年8月29日更新)
※この記事にはオレンジ・イズ・ザ・ニュー・ブラックのネタバレはありません。
どうも、ももじろーです。
「全裸監督が観たくてネットフリックスに加入した。」
「とりあえずネットフリックスに加入したけど何を観たらよいか分からなくなった」
「ネットフリックスでなにか海外ドラマを観たいけど完結している作品がいいなぁ~」
このオレンジ・イズ・ニュー・ブラックは、そんな方に是非観て頂きたい作品です。
おススメ!オレンジ・イズ・ニュー・ブラック!
オレンジ・イズ・ニュー・ブラックは2019年現在世界で最も視聴されたネットフリックスオリジナル作品なんですけど、日本では、知る人ぞ知る作品みたいな扱いになっている気がしますね。なんでなんでしょう(笑)
僕が初めてこの作品と出会った頃は、ちょうどシーズン4が公開された頃だった気がします。ためしに1、2話観たところ、どっぷりハマって当時の最新エピソードまで一気に観てしまった記憶があります。
ネットフリックスってひとつのエピソードが終わると自動で次のエピソードが始まって、オープニングを自動でスキップしてくれたりするので、一度観始めるととめどなく観ちゃうんですよね。
この作品に限らず海外ドラマって沢山シーズンがあって観始めるまでちゅうちょしますが、一度観始めたら、止まらなくなる程面白い作品が多い!!
だけど、だいたい「面白いよ!」っておススメされる海外ドラマや話題のネットフリックスオリジナル作品ってまだ完結していない作品が多いですよね。
例えば、今年の夏シーズン3が公開されたストレンジャーシングスはシーズン4への更新が決定していますし、今日本で流行している全裸監督もシーズン2が決定しましたが、両作品とも配信時期は今のところ未定です。
その点このオレンジ・イズ・ニュー・ブラックはご安心下さい。2019年7月に公開されたシーズン7にてしっかり完結しています!
目次
オレンジ・イズ・ニュー・ブラックとはどんな作品?
主人公は、ニューヨークの裕福な家庭で育った30代の女性。
彼女の名前はパイパーチャップマン。
仕事では親友と石けんの会社を立ち上げ、恋人のラリーとは婚約。
公私ともに順風満帆の人生を送っていました。
そんな彼女に突然、懲役15年の実刑判決が下ります。
その罪とは10年前、当時のパイパーの恋人(レズピアン)だった
アレックスが行った麻薬の取引を手伝ったという罪でした。
のちに、その当時の恋人アレックスも
パイパーと同じ女性刑務所にいることが判明して・・・
オレンジ・イズ・ニュー・ブラックの見所とは?
パイパーとその周りの人間関係も十分見ごたえがありますが、その2人以外にも沢山の女性刑務所の個性豊かな囚人や刑務官が沢山登場します。
人種・思想・価値観。全てバラバラな人々が、時に衝突し、時に協力しながら、刑務所での日々を過ごしてそれぞれの刑期を終えるため奮闘していくんです。その姿に僕は何度も涙したり、時に爆笑してましたw
これがリアルなのかは僕には分かりませんが、エンターテイメント作品として一流の作品だと僕は全シーズンを通して感動しました。
巧みな伏線回収
オレンジ・イズ・ニュー・ブラックの作中には、一度の視聴では気づけない沢山の伏線が何重にも張られています。
その伏線がどう回収されるかにも注目して欲しいですね。分かりやすく、「これ伏線ですよ~!」「ここテストに出ますよ~!」と張られた伏線がギャグとして面白くおかしく回収されたり、ほんとにちょっとしたことが実はシーズンクライマックスにかけて大事件に繋がる大ネタだったり・・・。
シーズン毎にそのシーズンで張った伏線はそのシーズンの中でだいたい回収してくれます。
完結済みなのでクリフハンガーも安心!
とはいえ、海外ドラマなのでシーズンによっては次回のシーズンが気になって仕方ない!という衝撃の終わり方をするシーズンもあったりします。
アメリカン・クリフハンガーというヤツです。
でも完結済みなので「次のシーズンはいつ?続きはよぉぉぉ!」とヤキモキすることもありせん。(僕はリアルタイムでもの凄くヤキモキしましたがw)
細かい人物の掘り下げ
「なぜその人物がそういう選択をするに至ったか?」
ドラマや映画を観ていて「いや・・・この人こんなこと言うかなぁ・・・」と思うことありませんか??僕結構あるんです。
やっぱり長いシーズン作品をおってくると、そのキャラクター像が自分の中に出来上がってしまいますよね。
でもオレンジ・イズ・ニュー・ブラックは圧倒的な登場人物の多さにも関わらず、丁寧にキャラクターの過去を描いて、「なぜその人物がそういう選択をするに至ったか?」をしっかり理解させてくれます。
だから、観ている側もキャラクターにメチャクチャ感情移入します。
女性特有のドロドロ感も・・・
この作品を僕の女友達のまいやん(以下まいやん)におススメした時に、3話くらいまで観てくれたんですが、まいやん曰く「女性のドロドロした感じが苦手だった」そうです。
これに関しては少しネタバレしますが、序盤では、確かに主人公パイパーチャップマンが刑務所イジメに合うシーンがあります。
刑務所をテーマに描く以上さけては通れない部分でもありますね。そこで脱落する方も少なくないのかもしれません。
でも全篇通して観た僕の印象で言わせてもらうと、この作品に「ドロドロした人間関係という印象はあまりありません」。
言い方は悪いかもしれませんが、女性刑務所に入る女性はやっぱりどこか気の強い部分があって、「やられたらやり返す。倍返しだ」くらいの感じで、一方的に誰かがやられっぱなしっていうのは、あまりなかった気がします。
いじめた側には割と因果応報の結末が用意されています(もちろん勝ち逃げする人間も沢山登場します)
オレンジ・イズ・ニュー・ブラック観るべし!
いろいろグダグダ書いてきましたけど、気になった方は是非シーズン1まで観てみて下さい。
「2、3話観てみたけど、これだけは無理やねん。」という方には無理しておススメはしませんが。
僕は2019年現在世界で最も視聴されたネットフリックスオリジナル作品だけのことはあると思います。
「全裸監督が観たくてネットフリックスに加入した。」
「とりあえずネットフリックスに加入したけど何を観たらよいか分からなくなった」
「ネットフリックスでなにか海外ドラマを観たいけど完結している作品がいいなぁ~」
という方にはやっぱりおススメですね!
ちなみにタイトルの原題は『Orange Is the New Black』なんですが、直訳すると、『オレンジは新しい黒』。
白人の主人公パイパーがオレンジの刑務服を着た刑務所では黒人のように差別を受けることを意味したタイトルなんですが、『○○ is the new black』は慣用句で、『○○は流行の色』という意味もあるそうです。
つまり、『囚人服のオレンジが新しいトレンドよ!』という女性囚人達の力強い宣言にもとれて、僕はこのタイトルが大好きです。
是非次に観る作品はオレンジ・イズ・ニュー・ブラックを選んでみてはいかがでしょうか??それでは!